無垢木材の特徴
無垢木材とは、天然の木から採れる1枚の板そのもののことを言います。
余分な手を加えていないからこそ、自然素材ならではの性質が活きています。
天然の木の年輪の間隔は "1/fゆらぎ" と呼ばれ、人の視覚に心地よさを与える自然が持つリズムだと言われ、
厚みがある無垢木材に触れると、人肌のようなほんのりとしたあたたかみを感じます。
使い込んで時間が経つほどに魅力を増していきます。色が濃くなったり、丸みが出たり、艶が増したり、木の種類によって経年変化もさまざまです。
また年1回程度のお手入れ(オイルメンテナンス)をする事で、染みや傷の補修、愛着と味わいが増していきます。
自然塗料の特徴
自然塗料のひとつ木材用オイルとは、亜麻仁油、荏胡麻の油、桐油、ひまわり油などの植物油を原料にしたもので、
油100%のものと、柑橘類の皮油、マツ科の樹皮からとれるガムテレピン油などを溶剤にしたものがあります。
オイルにワックス成分、蜜蝋、カルナバ蝋、キャンデリラ蝋など、蝋を主成分にしたものを組み合わせることで、
オイル成分が、天然木材に浸透し、ワックス成分が、皮膜を作るので水気を弾き汚れにくくなります。
石油系の合成樹脂塗料(ウレタン塗装等)に比べて、木材の保護という点においては弱いですが、
人体に悪影響を及ぼすシックハウス症候群など、人体にも環境にも、悪影響の少ない塗料といえます。
またオイルは、無垢木材の持つ特性の調湿効果(呼吸)を妨げないので、アンティーク家具の様に長期に渡り活かすことができます。
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